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「福祉の仕事を選び」そして「介護の仕事」へ ~その①~

 みなさん、こんにちは。
 暦の上ではもう春となったものの、まだまだ厳しい寒さが続く今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今日もこのブログを見に来て下さり、ありがとうございます。

 前回の続きになります。

 「福祉の仕事」を選んだ私は、高校を卒業後、1年間の人生の寄り道(平たく言えば「浪人」です)を経て、社会福祉学科の学校に入りました。

 福祉の仕事といっても色んな分野がありまして、ざっくりと分けると「高齢者福祉」「障がい者福祉」「児童福祉」といったものがあります。はじめは漠然と「福祉の仕事に就く」という目的しか持っていませんでしたが、具体的にどういった福祉の仕事に就くのかを考えなければならない時期が来ます。私は学生の時の実習で、特別養護老人ホームと児童養護施設と知的障がい者施設へ行きました。

 一番初めに行ったのは特別養護老人ホームでしたが、そこで寝たきりの方や認知症の方と接し、まずは衝撃を受けました。お叱りを受けることを覚悟して言ってしまうと、「若い時はお元気であったはずの人間が、こういった姿になってしまわれるのか…!」という「恐れ」のような感覚を抱いたのです。更に、実習中に関わらせていただいた利用者様が、次の日に施設へ行ったらおみえにならなかった。職員さんに、その利用者様はどうされたのか尋ねたら、昨晩急変して亡くなられたと…。「昨日お元気そうにしてみえた方が翌日には亡くなられている…!」これもまた、当時の私にとっては衝撃でありました。今思えば、本当に浅はか極まりないのですが、そういった経験をきっかけに、私は特別養護老人ホームに対してネガティブなイメージを持ってしまい、自身の進路の選択肢から「高齢者福祉」というカードを消すことになります。

 その後は、児童養護施設で実習して「親と離れて過ごさざるを得ない子ども達の親代わりになれるといいな」と思ったり、知的障がい者施設で実習して「まだ長い人生を過ごすお若い方々の力になりたいな」と思ったり、「行政機関へ就職して色んな施策に携わるのもいいかな」なんて思ったり…。いまいち明確なビジョンを絞りきれぬまま時は流れていきました。

 そして迎えた1998年、いよいよ具体的にどの分野を就職先として選択するのかを決めなければならない時期に差し掛かった時、ある1冊の本と出会いました。その本とは、乙武洋匡さんが執筆され大ベストセラーとなった「五体不満足」でした。

                                             ~つづく~

 この度はお読みいただき誠にありがとうございました。
 また見にいらして下さいね。

                                   介護老人福祉施設ジョイフル名駅
                                          施設長 原 浩輔

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